子宮筋腫 〜5 産後から手術まで〜
子宮筋腫の発見から出産までの記録はこちら
子宮筋腫〜2 妊娠とそのリスク、妊娠生活〜 - Carpe Diem
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産後3ヶ月して婦人科を受診しました。
子供を預けてひとりで病院。待合室にはたくさんの妊婦さんや、1ヶ月検診なのか赤ちゃんも。小さいな〜♡すでに懐かしい!
帝王切開のときに、場所によっては縦に切る必要があるかもと言われていました。是非とも横に切ってもらいたい。(チアの衣装着たいから) ここで出来ないなら、違う病院も考えることにしました。調べると川崎市立病院に子宮鏡?だったかな?小さい穴で手術できる先生がいるとのこと。人気だろうから、手術待たされるかな…。転院できるように紹介状は書いてもらおうと、市立病院のwebページを用意して診察へ。
MRIの予約を取り、恐る恐る聞いてみる。
私 “手術は横に切ってもらえますか?”
Dr. “MRI画像によりますが、腹腔鏡手術で行くつもりですよ。”
えっ、腹腔鏡でできるの?!あんなに縦切りだと脅されたのはなんだったの?!
注)同じ先生です
注)腹腔鏡手術とはお腹に数個の小さい穴を開けるだけでそこからカメラや機械を入れて手術するもの。傷口もわずかで、回復も早いのです。
それなら、ここで手術してもらったほうが家からも近くていいじゃん。紹介状のことは話さずに終わりました。
後日MRIを取り、結果無事に腹腔鏡手術で行くことになりました。
あんなに悩んだり調べたりしたのはなんだったんだろう。妊娠わかる前にもともと手術予定だった病院では横で切開手術予定でした。結局、筋腫の痛みもなく、帝王切開ではあるけど無事に出産もできて、腹腔鏡手術もしてもらえるなら一番良かったです。
運命とか信じる方なので、こうなる運命だったんだろうなと感じました。当初の病院で手術する予定だった時の妊娠も、順調な妊婦生活も、帝王切開での出産も。傷も少なくて済んで(済む予定)、運が良かったな〜ありがたいな〜としみじみ。感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、術前にやることは、術前検査と歯医者の受診。全身麻酔になるので、誤嚥性肺炎(肺に口の中のばい菌が入って肺炎になる)などの予防のためクリーニングしてもらいます。
あとは自己血の貯血。
手術中に出血が多かった場合、輸血することになります。その時に他人の血液を輸血すると感染症の心配があるので、自分の血液(自己血)を貯めておくことができます。やらない人もいるみたいですが、安心のために血とるくらいやっときました。
ただ、妊娠前に自己血貯血したときは、貯血後血圧が上がらずふらふらになり、なかなか歩けなくなった私。旦那を呼び出して迎えに来てもらいました。その時も1回に400mlは体重や値からやめたほうがいいとなって、200mlを取った気が。(後から考えると300mlだった気もする) それをDrに話すと
Dr. "では、200mlを3回とりましょう。"
あ、3回も?
思ったより取るんだな…子供預けなきゃいけないしちょっと面倒だな…まぁしょうがないか。
貯血前3日は歯医者いけなかったり、なんだかスケジューリングが大変でしたが、なんとかなりました。
この病院では自己血取った後に、点滴で水分入れてくれます。あとは授乳中でもともと血圧低め(100前後)だったからか、貯血後の血圧もあんまり変わらず、自分で歩けたし前ほど大変ではありませんでした。
ただ3回目になると調子乗って帰ってから家事をしてたら、ふらつきとだるさが出てきてすぐ休みました。やっぱり基本動かないほうがよさそうです。
そして入院当日。
続く…