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子宮筋腫 〜4産後〜

子宮筋腫の発見から出産までの記録はこちら

 

子宮筋腫〜1 発見から手術決断〜 - Carpe Diem

子宮筋腫〜2 妊娠とそのリスク、妊娠生活〜 - Carpe Diem

子宮筋腫 〜3出産〜 - Carpe Diem

 

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無事に手術が終わり、この日は1日寝たきり。寝返りはいいけど、起き上がってはいけません。むしろ、寝返りすらめっちゃ痛いからきついんですけど。でもずっと寝たままって腰が痛くなるし、動いた方が回復が早いというので頑張って寝返ってました。あと、お尻に力を入れることで痛みなしで腰を浮かせることに気づいた私。腹筋には力を入れないってのは結構難しいけど、腰を浮かせることで少し体が楽になりました。

 

息子はたまに連れてこられて、おっぱいをあげたり(はじめはあんまり出ない)、小脇に寝かせて眺めてました。ちっちゃいな〜かわいいな〜。

この日は体の安静が第一なので基本的には一人でした。

 

硬膜外麻酔と内服の痛み止めのおかげで耐えられるくらいの痛みでした。しかし一回だけかなり痛い時が。看護師さんに麻酔を増やして欲しいと頼んだが、まだ待たないといけないと言われたその1時間ほどがきつかったです。硬膜外麻酔(背中の管)を取ってからも思ったほどの痛さはなく、この時が一番痛かっただけ。今の医療技術ってすごいですね。

 

翌日からは尿管が抜かれて歩けるようになります。というか、歩かされました。腹筋に力を入れないように、痛みを我慢しながら歩くのは大変だったけど、歩けることが嬉しくて午後には売店にお菓子を買いに行きました。それから毎日売店に通っては何か一つ買うのが入院中の楽しみ。

 

歩けるようになってからは、母子同室。2日目からは個室に移してもらえました。息子は可愛いんだけど・・・オムツ替え、授乳は休みなし。もちろん夜も1、2時間おきです。しかもまだ昼夜の区別が付いてないから夜中にがっつり起きている息子。2時ごろになると、3、4時間新生児室で預かってくれたのでその時は唯一ゆっくり寝れた時間でした。

 

筋腫があって何か違うことといえば、子宮の戻りが遅いそうです。悪露も普通の人よりも長くかかると。多少はそうであったと思いますが、何か生活に支障があったというわけではありませんでした。

 

無事に退院し、実家に里帰り。家も近いので休みの日には旦那も実家に来てくれて夜のお世話を手伝ってくれました。新生児の間は2時間おきに授乳とオムツ替えで本当に寝不足でしたが、昼間に母が見てくれて(ミルクもあげて)、まとまって寝れる時間を作ってくれたのが救いでした。

 

腱鞘炎ぽかったり、乳首が切れそうで痛かったり、胸が張って痛かったり、よくある産後の症状もありましたが、一番辛かったのは排便痛。

 

ガスや便が大腸を動く時に激痛が走るのです。排便、おならの時も激痛。急に始まると立っていることさえきついくらいでした。これは筋腫が関わっているに違いない。すぐに手術して取ってもらわないと・・・

 

2週間検診がすぐだったのでそれまで我慢して、医者に相談しました。

 

”あぁ、産後にあるやつですね、子宮が小さくなったので内臓が動いてるんです、それでその痛みが出るひとがいますが、1ヶ月検診まで続く人は稀です。”

 

筋腫は関係ないそうです、にしてもあと2週間続くのも相当辛いんですけど・・・

 

そんな心配はよそに、翌日からよくなりました。本当に辛かった。

 

初めての子育ては色々ありますが、とりあえず今回は筋腫を持っている私の出産記録なのでここまでに。

 

筋腫についてどうするかは、3ヶ月後に婦人科を受診することになりました。

 

子宮筋腫 〜5手術まで〜 に続く。